絵の教育について

子どもと共に喜び合える表現活動

◇ 基本的な生活習慣の見直しをしよう!!

 スプーンや箸が正しく持てない、噛むことや飲み込むことが困難な子、歩くことが下手で、す
ぐ疲れてしまう子、おむつがとれないまま入園してくる子等、年々増えていますので子どもたち
の様子をみながらゆっくりとていねいに生活習慣と合わせながらの取り組みになります。

◇ ごはんを食べることと同じように

 スプーンやお箸が使えるようになるまでいろいろな工夫があり成功した時は大きな喜びにな
り次へのステップへつながっていきます。また、離乳食の時期など消化不良を起こさないように
し栄養のバランスも考えて、喜んで食べられるように気を配り工夫をします。そのことと同じよう
にクレヨンやえのぐにも目を向け、心の栄養も考えて、心身共にバランスよく育つようにしたい
と考えています。

 私たち人間には、五感(味覚・触覚・視覚・臭覚・聴覚)の感覚があるのですからそれらも育
つようにいろいろな体験を意識的に取り入れ大切にしたいと思っています。子どもたちは、意
識的に興味をもたせ、繰り返しの中で覚える・分かる・できるということに気づきたくさんのたの
しさを受けとめて欲しいと思っています。

 そして、さまざまなプロセスの中で感動することや共感し合える関係を育て喜んで表現活動
ができるようにしたいと考えています。だから、最初はだれにでも安心してできることを基本的
なこと基礎的なことことをふまえて簡単で単純なことから始めます。例えば、クレヨンも画用紙
の上で歩いたり走ったりすることができます。自分の好きな靴の色を選び、自分が歩いたり走
ったりしたことを思い出して描いていきます。
 自分で経験しわかったことを無理なくできることから始めています。”わかる”,”できる”という
自信や希望を持たせ、それぞれの力が十分に発揮できるようにしています。子どもたちが経験
したこと、身近なさまざまなことを含め、単純なことから複雑なことへ、複雑なことから単純なこ
とへと反復しながらいろいろなことが定着し、”わかる”,”できる”という過程を大切に展開して
います。

 卒園までには、”しっかり見て描く”、経験したこと想像したことがたのしく自由にのびのびと表
現できるようにしたいと思っています。そして、何よりも「美しいものを美しいと感じる力」や「心
の豊かな優しさ」が育つことを願っています。

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